東京の福祉についての思い

私は病院でソーシャルワーカーとして、福祉の仕事に就いています。
東京には同職種も数人いますし、親戚も大勢居住しています。
それで地域の実情について聞くことが多いのですが、一番の課題が核家族化と隣近所との関係が薄いことです。
東京には様々なサービスで溢れています。
障害者や高齢者が普通の生活を送りたいというような、ノーマライゼーションを求めると、ニーズに合ったサービスを選ぶことができます。
一方で、サービスだけで全ての人のニーズが満たされることは、極めて難しいと考えます。
というのも、ニーズに対して「点」で支えることに無理があるからです。
本来ならば、この「点」を家族やコミュニティでつなぐことで「線」にする必要があると思います。
例えば、多摩ニュータウンなど一部の地域では、超高齢化が待ったなしで進んでいると聞きます。
そこでは、様々なサービスがあるうえに、行政やNPO法人がしっかりコミュニティを育てて、近所のつながりを密にしています。
それが、様々なニーズを満たすばかりか、生きがいになってさらに周りを支える糧になっているようです。
このように、東京の福祉は今後、コミュニティの醸成が求められると考えます。